EmuN の デギュスタシオン @ 恵比寿

8月某日の熱い夏の日に恵比寿にあるEmuNに行ってきました。

恵比寿駅西口からガーデンプレイス方面へ10分弱歩いたところにあるEmuNさん。一階部分にレストラン間さんが入っている建物の二階部分にお店があります。訪れるのはかなり久しぶり。

喜鈴さんも入っているのでこちらのビルも知る人ぞ知るビルですね。笑

  
白と緑を基調とした天井の高い店内は格式張らず明るい雰囲気。仕事帰りにも寄れそうなセミカジュアルな使用でもいけそう。この日は旬な食材を使ってくれるデギュスタシオン、12,000円のコースをオーダー。

最初に出てくる一口サイズの甘みの強いパンを頂きながらドリンクをオーダーします。暑かったのでシャンパンをグラスで頂きました。

前菜は冷製ガスパチョから。しっかりと味の出たガスパチョはこの後の料理に添えられたソースの美味しさを伝えてくれるよう。

雑穀入りのパンも外がしっかりと、中はもっちりで美味しい。

涼やかなお皿に広がるスペシャリテ、能登島の土野菜と土浦の無農薬野菜のエクスポジション。モダンフレンチでは野菜をどう主役に持っていっているか試行錯誤されている見るのが楽しいですね。こちらのエクスポジションのように多種の野菜を見た目鮮やかに並べていただくのは他の店でも見られますし一つの解なのかな、と。

タコのカルパッチョと野菜のマリネ。テリーヌかのようにギュッと並べられたタコとマリネ。リースリングと合わせて頂きましたが爽やかさが凄い。汗ばんでいた身体もこの頃には火照りが取れていい感じに。

蝦夷アワビとフォアグラのポワレ、リゾット添え。トリュフも散らされてなんとも贅沢な一品。アワビ・フォアグラ・トリュフを一口で頬張る幸せ。ポーションが小さめでも十分な満足感。

魚料理はオマールエビの包み揚げ。カダイフでの包み揚げのようです。甘みの強いオマール海老と濃厚なクリームソースが口の中で溶け合うまでの間のサクサク感が楽しめる一品。

メインのお肉は仔牛のクレピネット包み焼き。クレピネット脂網のようです。強い脂の甘味がこれによってたされていて仔牛の赤身に重厚感を与えていました。甘辛いモリーユ茸ソースの香りもよく副菜とともに美味しくいただきました。

デザートは桃のコンポートとホワイトチョコのアイス。EmuNさんに否はないのですがこの夏に訪れたフレンチで桃のコンポートを食べたのはもう何度目なのか。。夏の定番とはいえ、もともと甘いものは好きではないので少し食傷気味。笑

   

元ミシュラン店は食後のお茶受けまで無難な上質な仕上がり。ゆっくりと食事を取れました。

[総評] 見た目に美しいお皿が並ぶモダンフレンチの名店。フォアグラなどは最低限の使用で野菜を全面に出した女性受けのしそうなお店です。店内の雰囲気は明るめ、清潔といった感じ。シェフの方は優しそうなイメージで、料理に合わせた店員さんからのワインの提案は一種類。迷わずにすみますが選択肢があったほうが面白いかな。あとはここ数年のモダンフレンチ隆盛の中でこのお店を象徴付けるような一皿がないので印象が薄くなりがちなのが残念。とはいえ値段相応な確かな感動を与えてくれる堅実なお店かと。余裕の大人デート案件です。

■□お店情報□■

emuNフレンチ / 恵比寿駅代官山駅

夜総合点★★★☆☆ 3.8