金沢滞在時にどうしてもお鮨が食べたくなって金沢駅構内、百番街にある鮨 歴々にいってきました。
日曜日はどうしてもお休みの多いお鮨やさん。金沢でも例外ではなく多くのお鮨やさんが閉まっていました。その中でも営業されていたのがこちらの鮨 歴々さん。事前に調べたレビューの中には10貫まとめて盛られたとの記載もありましたが今回はカウンターを予約したこともあり一貫づつの提供でした。
この日はおつまみ3品、握り10貫+のどぐろ巻のおまかせコースを注文。内容は以下の通り。実際には11貫の嬉しいおまけ付きでした。
かぶら寿司
かずのこ
茹で海鮮
ひらめ
やりいか
がすえび
たいの昆布締め
こはだ
ばいがい
かんぶり
とろ
しめさば
あじ
いくら
のどぐろ巻
かぶら寿司。お酒のアテですね。すこし大ぶりで冷たすぎた印象ですがこんなものなのかな。あまりかぶら寿司を食べた経験がないので可もなく不可もなく。
かずのこと茹で海鮮。こちらもまずまず。高級な鮨コースではないのでおつまみはお酒のアテレベルでしょう。
ひらめ。一貫目に相応しいさっぱりとした美味しさ。しっかりとした白身の歯ごたえで美味しかったです。
やりいか。細かく刻んだやりいかと下に敷かれた胡麻。ねっとりとしたいかの甘みをさっぱりとした胡麻の味でひきしめていてこちらも美味でした。
金沢名物の一つ、がすえび。やりいかとは違う身の中身が舌に絡みつくえび特有の甘み。僅かに残されたえびの卵の部分が違った甘みを添えていてこちらも中々。
たいの昆布締め。たいの繊細な甘みが感じられる一握り。ここでシャリの大きさの調整を聞いて頂けたりして個人的にはかなり嬉しかったです。
こはだ。ひかりもの独特の旨さが締められることで出ていました。
ばいがい。塩でいただきます。歯ごたえがよくこちらも美味しい。
来ました季節の寒ぶり。脂が乗っていてこの季節の金沢に来てよかったと思わせてくれる一貫。
寒ぶりの後のとろはかなりしっかりとした味付け。濃厚さはこの辺りをピークに終盤への流れを感じさせてくれました。
しめさば。一旦、口をさっぱりさせてくれます。
10貫目。うにでも来るかなと思ったところでのあじ。意外でしたが脂の乗った味はこの日一番、驚きました。
そして、いくら、のどぐろ巻と続きます。肝心の写真を撮り忘れましたがのどぐろ巻が抜群に美味しかったです。海苔の美味しさが感じられる一品でなによりのどぐろの旨さを凝縮して引き出した一巻きでした。これだけ10本食べて帰るお客さんもいるのだとか。
値段帯も高級寿司店と回転寿司の間、飲み物を頼んで一万円弱といったあたり。つまみは特段目立つところがありませんでしたがお鮨は非常に満足できる内容でした。立地も駅構内で観光客としては非常に使いやすいお店でした。金沢でのお鮨で悩む際に高級鮨に行くのは躊躇われるけど回転寿司には行きたくない、といったときに最高のお店ではないでしょうか。日曜日に営業しているのもポイントが高いですね。
■□お店情報□■