弘寿司 の 絶品創作寿司 @ 仙台

7月に伺った仙台の弘寿司の寿司が美味しすぎて再訪してきました。

お寿司屋さんにしては珍しく日曜日もやっている弘寿司さん。めでたく仙台市寿司ランキングの一位になっておられました。(2016.10現在)

前回伺った際にやはり仙台の寿司を食べるなら10月以降が美味しいと伺ったので用事を作っての再訪。今回はカウンター席を予約できなかったのが残念でした。やはり寿司はカウンターで食べてこその食べ物。7月時ほどの感動はなかったものの相変わらず美味しいお寿司を頂けました。この日頂いたツマミと握りは以下の通り。

湯葉
刺身の盛り合わせ
毛ガニ
握り各種

先付けの湯葉を頂きながらドリンクを考えます。

相変わらず大将の人柄の良さと、この盛り付けの奇抜さのギャップが楽しいお店です。もちろんネタも美味しいです。赤ホヤが出てきたときはホヤが苦手だったので恐る恐る食べたのですが全然臭くなくて美味しくて驚きました。ホヤは本当にお店次第ですね。マグロもすっきりとした赤身で美味しく、握りへの期待が高まります。

贅沢に毛ガニを一人半匹づつ頂きました。蟹肉に蟹味噌が和えてあり、他の魚では出せない甘みが口の中に広がります。日本酒をおかわりしました。

ここからが弘寿司の創作寿司ワールドのはじまりです。前回はカウンターで頂いたのですが今回はお座敷だったので盛り付けられてやってきます。前回も頂いた行者にんにくを乗せた中トロの握りは最高に美味しかった。ここの大将はネタによって三種類のシャリを使い分けているらしいですがこのネタには赤シャリが抜群に合います。上等な創作マグロ丼を一口で食べさせられたかのような満足感です。そして甘エビに乾燥桜えびをモロヘイヤと卵のすり身と頂くエビの握り。一口で2種類のエビが味わえる寿司はここしかしりません。

イクラは小細工せずにストレートに。この緩急の使い分けがたまりません。そして白子の軍艦は炙ってあって甘みが強く感じられる一品に。冬の到来を感じさせます。

盛り付けがかなり奇抜になってきました。上下に展開していて、もう何が何だかわかりません。シラス、サンマ、イカとどれも一工夫してあって非常に美味しい。

子持ち昆布、サンマと頂いて〆はふわっふわの煮アナゴを頂きました。滞在時間が短めだったのですが相変わらずの弘寿司ワールド堪能させていただきました。

仙台の魚が美味しいのはもちろんのことですが、旅行の際にはぜひ立ち寄ってほしいお寿司屋さん。全国でも類を見ないトップクラスの創作寿司が頂けます。そして何よりこれだけのものを頂いて、飲み物を入れても一人10,000円を超えるのは至難の業。このコスパは東京では不可能なレベルです。夏、秋と訪れたので間を空けずに冬、春の味も体験したいお店です。

■□お店情報□■

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