昨年のPeter Luger Steakhouseでの感動を思い出し、ステーキ欲求を満たすために六本木のウルフギャングへ行ってきました。
熟成肉人気も落ち着いてきたのか比較的容易に土曜日の予約が取れた六本木ウルフギャング。何気に日本は初来店。普段はあまり行かない六本木交差点方面。ドンキホーテの近くにあります。
大通りから一ブロック入っただけなのに静かな雰囲気に包まれた一角。そこに突然現れるアメリカ然としたステーキハウス。東京ってなんでもあるんだなと思わせてくれます。接客スタイルから全て本店仕込みのよう。テキパキとした接客は気持ちがいいですね。
メニューを見ながらSteak for Twoに、前菜とスープをつける形でオーダー。にしてもSteak for Twoが16,000円の値付けなのはかなり強気な印象。
前菜は軽めにマグロのタルタル。ゴロゴロした大ぶりのマグロはそれなりに美味しかったけれどこちらも2,500円。東京でマグロ食べて、この値段はCPが悪すぎるでしょう。
ニューヨークスタイルクラムチャウダー。こちらはトマトベースのスープで魚介の味がしっかり出ていてかなり美味しい一皿でした。お肉への期待が高まります。
待ちに待ったSteak for Two。焼き加減はミディアムレアでオーダー。ワインにはジンファンデルを合わせました。焼き加減良いです。ただ、赤身の旨味が弱い。ギュッと詰まった赤身肉が食べたかったのだけれど、弾力の少ない肉質。火加減もいいので美味しくないわけではないが正直、期待はずれでした。
食後のコーヒーを飲みながら周りを見回すと六本木らしい光景が広がっています。大学生?と聞きたくなるようなキラキラ女子が闊歩していたり、品の良い中年女性がワインを楽しんでいたり。店内はかなりのキャパがあるのでそんな人間交差点を眺めながら物思いに耽るのには楽しいお店です。
もはやここまで来ると名前の有名さが独り歩きしているので、名前を知っている女子を連れてくると雰囲気だけで満足できると思います。ステーキも何店か食べ歩いた相手でもなければ美味しいと絶賛してくれるレベルです。ただ、やはり本場のウルフギャングやピータールーガーでの感動を再現しようとここに来るとがっかりするのも事実。コスパが悪いのでお祝いごとやミーハー女子を口説くときに使うのが正解だと思います。
■□お店情報□■
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