広島を後にする前に兼ねてからの噂を聞いていた汁なし担々麺を食べに中華そばくにまつに行ってきました。
数年前から広島では汁なし担々麺が流行ってますよ、と聞いたのは西日本出張の数日前。毎週のように広島を訪れていた10数年前にはそんなもの食べたこともありませんでした。これは一度チェックせねばと広電に乗って立町へ。駅からは徒歩5分ほどでしょうか。
YMCA の向かいに担々麺?という風貌のお店を見つけました。こちらが中華そばくにまつさんです。
入り口の券売機で目的の汁なし担々麺を購入。辛さが4段階から選べましたが、暑いし、辛いものはそこまで得意ではないので辛さ2を選択。一人客用のカウンター席と奥にはテーブル席もいくつかありました。メニューを見ていると食べ方が書いてあって温泉卵(50円)を追加した方が美味しそうだったので注文。他にもミニライス(30円)、ハートランド(250円)など良心的な価格設定。
運ばれてきた担々麺はいたってシンプル。汁の少ない担々麺のようです。しかしよくよくかき混ぜて食べるとこれが旨い。麺の旨さが一番目立ちますが、様々な調味料を受け入れられるような懐の深いシンプルな旨さが皿全体にあります。メニューにも買いてあったように色々とカウンターに並べられた調味料を加えてみますがその度に表情を変えます。というかどれを入れてもそこそこ旨いので、そのうちベースの担々麺の完成度が高すぎることに気が付きます。
途中で温泉卵なんて割って入れようものなら麺好き悶絶の旨さ。奇をてらわないストレートな旨さにあっさり完食してしまいました。早めの昼飯に穴子飯食べてなかったら大盛りが食べたかった。
噂半分で訪れたお店でしたが想像以上に完成度の高い汁なし担々麺に出会えて感動しました。自分好みの味付けを見つけるまで通いたくさせるシンプルな旨さが憎い。麺好き、B級フード好きなら一度は訪れるべきでしょう。広島の他の汁なし担々麺店にも訪れたくなりました。
■□お店情報□■
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